銅のしるべと紙の檻 (2001/12/30)

dou.jpg2001/12/30発行 
B5判 44ページ 
価格500円 

完売

■概要
 読み切り短編。色名と西澤田が在籍する美術部で興味本位に流された「必ず怪奇現象がおきるMD」。それをきっかけに二人を待ち受ける不思議な出来事の数々。妖怪パニックアクション。

■解説
 当時の砂原さんとしては珍しい妖怪もの。この物語に登場する主要人物の一人が、読者から見ると明らかに他のキャラクターと違う外見をしているという漫画記号のトリックや、彼女の存在自体が「怪奇現象」だと表現しているシーン(エンジェル様の終了と同時に部屋を出て行く、とか、MDを流したあとに登場する、など)等、構成としては凝っているんですが、同時に現れた騒動の中心となる狐の妖怪との関係がちゃんと描かれていないので、いまいち何がどうなっているのか判らないまま終わってしまうところが残念な一作です。それにしても、改めて見るとコマとセリフが多くて実に読みにくいですね。MDというのも時代を感じます...。(nhsg)